セキスイハイム九州が裁判で訴えられる

セキスイハイム九州を提訴、新築住宅の地中から大量のゴミ

セキスイハイムで新築戸建てを建てようとしている方、既に建築済みで何年もお住まいの方にはショックなニュースです。

2016年から2017年に九州セキスイハイム不動産とセキスイハイム九州から福岡県那珂川市内の土地と戸建て住宅を購入した住人8人が、上記二社を相手に福岡地方裁判所に損害賠償請求の訴えを起こしました。



問題の土地は建築条件付き土地?

今回の報道では、ゴミが埋まっていた土地は建築条件付き土地なのか、分譲住宅(建売住宅)なのかは判然としませんが、記事の書き方からすると建売住宅の可能性が高そうですね。

住人の方々は約4000万~5000万円の多額の住宅ローンの組んで購入されたそうですが、嫌な気持ちを引きずったまま生活しなければならないので本当に不憫です。

 

仮に本件土地が建築条件付き土地の場合は、建築前に土地改良工事の報告も施主に行うはずです。

工事終了後には写真付きの報告書を施主に交付するはずですから、都合の悪いゴミの件は故意に隠していた可能性が疑われます。

また、庭だけではなく、建物の真下の地中にはどんなゴミが埋まっているかも分かりませんし、仮に埋まっていても家が建っている以上は掘り起こして取り除くことは不可能に近いです。

原告の男性は「しっかり契約して高い借金もしていたのでショックだった」住人の女性は「子どもを遊ばせたくて戸建てにしたのに庭で遊ばせられない」などと話しています。

 




訴訟に至るまでの経緯

原告の1人が外灯を設置するため庭を掘ったところコンクリート片などが見つかりその後周辺の原告の敷地からも大量のごみが見つかったということです。

ただ、突然に住人らがセキスイハイム九州を訴えることは余り考えられません。

一年点検の際、または、住居者アンケートなどで地中にゴミが埋まっていたことを社員に伝えているはずです。

そうすると、当然、上層部にも報告は上がっているはずで、住人らとセキスイハイム九州との話し合いの場が保たれていたのではないかと想像します。

しかし、具体的な解決策が出なかったのか、セキスイハイム九州が誠意をもって対応しなかったのかは分かりませんが、問題が裁判という表舞台に出てしまうことになりました。

 

セキスイハイム九州が裁判で訴えられる
出典:KBC

 

なお、KBCの取材に対しセキスイハイム九州は「内容についてまだ把握していないので、何も答えられない」としています。




最後に

セキスイハイム九州で戸建てを建てた方、建売住宅を購入した方は「もしかして我が家も?」と不安を抱いている方も少なくないはずです。

全ての工事に立ち会うことは不可能ですから業者を信じ、業者を監督するセキスイハイムを信頼するしかありません。

セキスイハイム九州が、このような杜撰な工事を行った業者の監督を怠った、もしくは、見て見ぬ振りをしたのか詳細は分かりませんが、今後の裁判の動向を見守り本HPでも報告したいと思います。

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